デンマークからの症例「テンプラーナ早期介入療法」 アルツハイマー Alzheimer

デンマークのリフレクソロジー「ソレンセン式神経反射療法」の日本校

Alzheimer

アルツハイマー

by Eva Duckert  デンマーク ソレンセン式テンプラーナ早期介入療法士
(*テンプラーナ早期介入療法: ソレンセン式の神経反射療法を顔、手、足から効果的に行う総合リフレクソロジー)


2015年3月に「アルツハイマー型認知症」と診断された私のクライアント。
症状は2年前から出始めていたそうです。
物忘れが激しく、車を運転するときも右にまがってよいのか左なのかを思い出せなくなっていたそうです。

病院を受診すると検査までに3か月、そして結果が出るまでに更に数か月かかると言われたそうです。

そして言われたのが
「前頭葉タイプのアルツハイマー型認知症です。右脳と左脳の療法の前頭葉に現われています」

受け止めるのには重過ぎる診断に、彼と家族は激しく動揺しました。
以前は州立のIT企業の高い地位についていたクライアント
車と鶴の写真を見ての判断チェックでは問題が見られませんでしたが、
知人の顔などでは名前を思い出せませんでした。


メディカルヒストリー:
現在 75歳 男性
52歳の時にストレス性の脳内出血になり退職したが、その後の経過は良好。
4~5年前に血栓症になり入院していた。
糖尿病2型である。


alzheimer2 初回:2015年4月30日
施術中ずっと聞いたことに対して「思い出せない・・・」
と言い続けていました。
何かについて話している時もその間違いを妻に指摘されると
「そうじゃない!」と感情をあらわにしていました。
自分の脳が正常に機能していないことにとてもショックを受けていました。
施術後は倦怠感を感じましたが、翌日にはスッキリとしていました。


2回目:2015年5月4日
クライアントの娘が施術の様子を見にやってきました。
既にクライアントの記憶は初回に比べて変化が見られました。


3回目:2015年5月8日
訪問して施術を行っている間、私の言ったことを全て覚えていました。


4回目:2015年5月12日
とても状態が良く、特に問題や症状は見られませんでした。


5回目:2015年5月17日
とても状態が良く、特に問題や症状は見られませんでした。

 alzheimer3 介護者が学ぶホームトレーニング・プログラム:
奥さんと娘さんがクライアントの良い状態を継続させるために
ホームトレーニング・プログラムを受けることにしました。
私が担当しトレーニングも完了し、今後の更なる変化を
とても楽しみにしています。今回の結果に私自身も満足していますし、
ご本人も、ご家族も喜ばれています。

下のチャートは2014年にイギリスのソレンセン式神経反射療法士であり、早期介入療法士である
Bharti Misty(バーティ・ミスティ)がまとめた認知症10症例のチャートです。

被験者は39~86歳の男性7名、女性3名。
一名のみケアホームで暮らし、それ以外の9名は家族や介護者と共に暮らす。
ケアホームにいる1名以外はこの期間下記の食材を日々の食事に加えるようアドバイスされ実施した:
クルミ、アーモンド、ブルーベリー、アボカド、ザクロ。
最初の12回は2日おきに施術を受け、その後は週に1度受け続けた。
最終確認日は2014年10月31日

dementia-case-charts