テンプラーナ早期介入療法 自閉症の症例

デンマークのリフレクソロジー「ソレンセン式神経反射療法」の日本校

Child

テンプラーナ早期介入療法 自閉症の症例

セラピスト:ロネ・ソレンセン

デンマーク:5歳の男の子

診断名:自閉症


状態 :学習遅延、普通学級に入れる状態ではない、将来的に自活できる状態にない

言語力:低い言語力、2語しか組み合わせて話せない、低い言語理解力(熱い、冷たい、嬉しい、悲しい、など)表現力がない。

アイコンタクト:問題がないが、短い時間だがうちの閉じこもりコンタクトが取れない状態が日に数回みられる。

行動:攻撃性が高い。癇癪を起しやすく、直ぐに床に身を投げ出して泣く。
繰り返しの行為は小さいころにはみられたが、現在は特にみられない。
他の大人や子供とも問題なく携われる。

 

粗大運動技能:問題なく行えるが、バランス感覚に問題あり。
トイレトレーニング済み。自転車に乗ったり、泳いだりダンスをすることができない。

 

微細運動技能:自分で飲んだり食べたりすることができる。
お絵描きできるが、色は1色しか使わない。

食事:主にミルク、精製食品、小麦、白糖、電子レンジで加熱した加工食品。

サプリメント:摂取していない


この男の子は母親と暮らし、祖母は同じ建物に住んでいてよく行き来がある。

両親は妊娠後から不仲となり離婚している。
母親によると男の子の状態はその影響を受けて至っているのではないかと考えている未だ両親は法的手続きの最中にある。
父親とは毎月第3週の週末と夏休み一緒に過ごしている。
男の子は特別支援のある幼稚園に通っている。


6か月間のテンプラーナ早期介入療法ホームトレーニングを行って:
しっかりとしたアイコンタクトが取れる

癇癪をあまり起こさなくなり、攻撃性はなくなった。
繰り返す行為を行わなくなった。
他の大人や子供とも問題なく携われる。

幼稚園が大好きでほかの子供の一緒に遊ぶのが好き。

粗大運動技能:バランス感覚の問題はなくなり、自転車にも乗れるようになり、水泳やダンスもできるようになった。

微細運動技能:物や人、家、木などの絵を描けるようになった。

食餌:牛乳を飲まなくなった。小麦は摂取しているが糖はあまり摂らなくなった。

全体的にバランスの取れた食事を摂るようになった。

サプリメント:オメガ3

 

バイオリンに興味を持ち学びたがっている。

2007年1月には普通学級に通えるようになった。

 

 

 

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